桐箪笥の社長ブログ 以前ご購入いただきました、お客様よりたんすの移動のご依頼がございます。
何十年とお仕事をさせていただいていますと、以前ご購入いただきましたお客様からたんすの移動の依頼がございました。
大切なお嫁入りの時に持参された弊社の家具なのでなかなか自分達で移動が出来ないので、このようなご依頼をいただきます。
㈱田中家具製作所では家具の販売だけでなく、その後の移動や修理など様々なご依頼に対応させていただいています。
今回は高級な厚みのある楢材の重厚感のある洋服タンスと和箪笥と整理たんすの3本を、お二階から一階へ移させていただきました。
まず 扉や引出しなど思い部品を外してから本体の連結ネジやらを丁寧に外す作業を行います。
非常に重たい扉なので、すべて本体から戸びらを外してから洋服箪のBOXを分解いたします。なかなか手慣れたプロの家具屋でないと出来ない作業なのです。
慣れない引っ越し業者では難しいでしょうね。
18年ぐらい同じ場所に置いてられると箪笥の裏に、こんな埃がたまるもんなんですね。
これを紹介したら家具が売れなくなるかな・・・・・・・・・・
いつもいうのですが、埃はすぐたまるけど、お金はなかなかたまらないですね。
たまには、家具を移動させてお掃除しないといけないけどこんな重たい家具を移動する事は家具屋でないと困難ですね。
丁寧に分解して、2階から一階の和室のお部屋に移動させていただきました。
きちんと水平バランスや扉のスライド兆番の調節もきちんとさせていただきました。
畳とタンスの台輪にも専用の敷板を挟ませて安定バランスもちゃんと見ています。
これがプロの仕事です。
無事に傷付けることなくちゃんと指定する場所にきちんと移動する事が出来ました。
これも私ども専門店ならではの仕事です。最近町に家具店がどんどん無くなってきます。
寂しい事ですが、なんでも売ってては経営がなりたちません。
やはりこだわりを持って家具専門店しか出来ない事をやっていかなければ、
将来残れないとおもいます。
どうですか、18年も経ったタンスには見えないでしょう。
新品同様でしょう。やはり初音の箪笥は品質が違うと思われませんか、
今ではお作りする事が出来ない厚みのある楢材の一枚板の洋服タンスです。
㈱田中家具製作所は小さくてもこだわりの桐箪笥をお作りする工房であり続けたいですね。