東大寺 正倉院 「正倉」の豪壮な構えと端正な姿は必見です。
正倉院の外構の屋根が修復中だったのですが、
10月25日から公開されることになったので、
綺麗になった正倉院を是非見たくて、伺いました。
奈良東大寺大仏殿の北側に御座います。(徒歩10ぐらいでしょうか、)
歴史ロマンを感じさせられる土壁を通っていきます。
近づいてきましたね。
奈良 平安時代に重要な物品を納める正倉が設けられていたのです。その正倉が幾棟も集まっていた一郭を正倉院と言うのですが、歳月とともに亡んでしまいましたが、
ここだけが残っているのです。
正倉院 正倉が見えてきました。たくさんの人が来られています。
今回は、屋根の瓦の大修理が行われました。その姿は楽しみです。
入口左側に正倉院 正倉の案内掲示板がございました。
これが、往時のままに今日まで現存する東大寺正倉院です。凄い・・・・
檜(ひのき)造りの寄棟本瓦葺き(よせむねほんかわらぶき)の木造建築です。
日本の湿度を考えて高床式構造で、収蔵品をよりよい状態で保管する事を考えていた1400年前の日本人の知恵は凄いものです。
桐の箪笥のもちろんこの時代からお着物の保管出来る最もすぐれた材質であると考えられたのです。本当に凄すぎます。
さすが屋根も美しく綺麗に葺かれていて職人のこだわりを感じました。
8世紀の中ごろの聖武天皇の御遺愛品や光明皇后様の奉献なされた品々が収蔵されておられます。日本の歴史ですね。
なんとも言えない日本建築の屋根の美しさ 素晴らしいです。これぞ伝統の技!
豪壮な構えと端正な姿は必見です。
正倉の内部は、この南倉
中倉
北倉に内部で仕切られております。
三倉とも内部で二階建ての構造になっているのです。床下には、直径60センチの檜の丸柱が何本も倉を支えています。
その姿は、さすが奈良時代第一の大寺であった東大寺の正倉ならではです。
よくぞいままで、いくたの危機に見舞われたのに、大事に至らずに今日まで現存してくれています。守っていただいた先人達の偉業に感謝ですね。
建てられたのは、天平宝字3年(759)3月以前に出来上がっていたことは、確実であるとされています。1400年も前なんです。
この正倉は、平成9年に国宝に指定、平成10年に「古都奈良の文化財」の一部として、世界遺産に登録されているのです。
正倉院の外構が見られるのは、月曜日から金曜日の午前10時から3時までが一般公開なので、土、日曜日は見る事ができません。覚えておいてくださいね。
奈良は本当にいいところが沢山ございます。第3弾もお楽しみに、
こだわり桐箪笥屋の社長ブログです。