正倉院と言えば、第66回 天皇皇后両陛下傘寿記念の正倉院展です。
正倉院と言えば、
私の今回の奈良観光の目的でもある、
第66回 天皇皇后両陛下傘寿記念の正倉院展です。
10月24日から11月12日までの開催なので、
もう少しで終わってしまいます。
今年は、天皇皇后両陛下傘寿記念なので、是非見たい宝物がございました。
下記の写真が今年のチケットです。
正倉院展の看板が見えてきました。
古都らしい風景が素敵です。
街灯の飾り付けもこんな感じでした。
途中に、フランス料理店がございました。なんとなく趣がございますね。
奈良国立博物館が見えてきました。
沢山の人が正倉院展を見に来られてます。午前中や午後早くは、入館するのに40分から1時間待ちです。
正倉院展を見にいくには、午後4時すぎがねらい目で、待ち時間も約10分ぐらいなのです。
一番空いているおすすめの時間帯です。
当日券を購入して、いざ館内へ、これからは撮影禁止です。
入館して2階の展示ブースに入りました。
凄い 凄い
伎楽面 崑論(ぎがくめんこんろん)
伎楽面 酔故従
くわのきげんかん
聖武天皇が履かれた のうのごらいり これが見たかった1つです。
鳥毛立女屏風 四扇 この屏風も見たかった1つです。
紫檀木画挟しょく(したんもくがのきょうしょく) これが一番見たかった宝物です。
聖武天皇が、ご遺愛の豪華に装飾の施された木製のひじつきで、素晴らしいデザインと細かな細工は、言葉を失うほどの完成されたきょうしょくです。
本品は天板が長いことから、現在のひじかけとは違い、身体の正面に置いて肘をついて身体を預けたものと推定されています。
天板は黒柿製で、表面に紫檀を張って両端には、金銅線で画くして両端には、楠の葡萄杢を使用しています。金銀泥で花葉文や鳥 草花文や蝶や唐草文が施されており素晴らしい出来栄えでした。当時の職人の凄さを感じます。
御床(ごしょう) 寝台です、いまで言うとベッドです。聖武天皇のベッドです。
鳥獣花背円鏡(ちょうじゅうかかいのえんきょう)
東南院古文書(とうなんいんこもんじょ)
東大寺封戸処分勅書(西暦760年 藤原仲麻呂の直筆)
正倉院古文書正集
金銀平脱皮箱(きんぎんへいだつのかわばこ)
びん榔木画箱(びんろうもくがのはこ)
緑地錦己碁局覆(みどりじにしきのききょくのおおい)
蜜陀彩絵箱(みつださいえのはこ)
四分律 巻第十八
浄飯王般涅槃経(じょうぼんのうはつねはんきょう) 凄くきれいな字体です。
写真はすべて、正倉院展の本から掲載させていただきました。
見ごたえ十分な内容で、日本の歴史をあらためて実感致しました。
タイムスリップしたような不思議な感覚です。
日本人としての素晴らしいルーツと歴史の凄さを感じました。
日本は本当に歴史のある世界に誇れる凄い国です。あらためて日本人で良かったと思える正倉院展でした。
このような宝物を見させていただく事で、視野や見聞を深める事は、必ず今後の人生や仕事に役立つ事と思っています。毎年この機会を与えていただけてありがとうございます。
拝観を終えて、1階に降りました。
特設コーナーで、今回の第66回 正倉院展の記念冊子を購入しました。
出口を出るとこの光景です。心が洗われる感じがいたしました。
夕方日暮れ前に若草山にきれいなお月さんも見る事ができました。
奈良を訪れて本当に良かったです。
機会があれば、是非ご覧になられれば、自分自身の何かが変わるような気がします。
パンフレットと正倉院で購入したブックレットです。
これからも、奈良の魅力を発信させていただきます。