社長ブログ President

工房に、こだわりの最高級の桐材(桐板)が届きました。

工房に新しい桐材(桐板)が入ってきました。
桐の原木を買付をして、その桐の原木の姿や木目を判断してからこの様に製材をして工房に運びいれます。

桐の原木は、数年先に桐箪笥のどの部材に使用すればよいのかを判断して、製材をするのです。
これが、大阪泉州桐箪笥のこだわりの初音の総桐箪笥を作るために欠かせない事なのです。

桐の製材屋から数回に分けてトラックで運んできます。

こだわりの最高級の桐材(桐板)

大きな桐材でしょう、身長の約2倍以上ございます。大切に取扱います。
生の桐材は多量に水分を含んでいて、板にしても重たくて大変な作業です。

また製材ののこぎりの桐の粉が目に入ったり身体についたりします。

こだわりの最高級の桐材(桐板)と職人

丁寧に1枚1枚 だてに運んでいきます。
高級な材料なので傷をつけずに丁寧な作業が必要となります。

こだわりの最高級の桐材(桐板)と職人 2

田中専務も若い職人と一緒になって桐の木をだてに立てかけています。
桐材のいい香りが、におってきます。

心安らぎます。

こだわりの最高級の桐材(桐板)と職人 3

こだわりの最高級の桐材(桐板)と職人 4

この様に、1本1本の桐の木がわかるように、だてに立てかけていきます。
こうして雨をあてて約1年から2年かけて自然乾燥させていくのです。

雨にあてないと、桐材の灰汁が抜けないので、十分に雨にあてます。
雨が降った翌日は、ホースで水道の水を1枚1枚丁寧に濡らしていくのです。

何年か先の最高のこだわりの桐箪笥を作るには、欠かせない作業なのです。

こだわりの最高級の桐材(桐板)とダテ

今では、昔ながらのこのような作業をしている工房は日本でも数少なくなってきています。
最高級の桐箪笥をお作りするには、欠かせない事なのです。
写真手前の黒ずんだ桐板が1年以上雨にあてた桐板になります。
良く乾燥させてから工房内部に入れて桐箪笥の部材として使っていきます。

こだわりの最高級の桐材(桐板)とダテ 2

今回も大きな良質の桐材を買付ました。
日本の自然の恵みに感謝して、良質な桐材を無駄にする事なく使っていきます。
このようないい桐材を販売していただける桐材店様にも感謝して、日本の本物の桐箪笥を残していく事が私どもの使命であると思っています。

こだわりの最高級の桐材(桐板)とダテ 3

これからもこだわりの桐たんす屋であり続けます。
工房の職人さんのみなさん、本当にご苦労様です。いつもありがとうございます。

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