和家具は昔の日本人が本当に良く考えられたとても優れた家具です
家具は和家具と洋家具に分類されるのをご存じですか
しらない方がたくさんおられます
和家具は桐箪笥を代表する 楢や紫檀 黒檀でお作りされた箪笥でおよそ高さも175mmぐらいで奥行も460mmぐらいの寸法の家具ですその他唐木の和棚や座敷机や花台なども含みます
洋家具は高さも2000mm以上 奥行も600mm前後の楢や紫檀 ウォールナット材 メープル材 など様々な樹木で作られた箪笥です
和家具と洋家具の違いはたくさんありますが 一番大きな違いは 和家具は何十年 何百年と経っても 手直しができて綺麗に蘇らす事ができます
洋家具は残念ながら綺麗に蘇らす事が出来ません 最終的には捨てて(処分)しまう事になるでしょう
和家具は昔から日本にあった伝統的な家具です
洋家具の歴史は今から70年前の戦後に始まり40年前から20年前にピークを迎えましたが阪神大震災後はクローゼットの普及で製造メーカーも激減して今では別注の家具作りへとシフトしています
和家具もその洋家具のピークとともに廃業や後継者不足で激減してしました クローゼットが主流の現在においてもやはり日本の風土と気候には必要な家具のために一部の方々からなんとか今でも支持されて生き残っています
以前洋家具を作っていたメーカーが皮肉にも和家具に生産をシフトして品質を疑う和家具を製造販売していますが 私どものような本物の和家具メーカーとはその品質に大きな差がございますが 残念ながらその違いが一般のお客様には伝わっていない悔しさがございます
本物の和家具はどんなに傷んでいても修理再生が出来ます 90年前ぐらいに楢材で作られた大きな(間箪笥)和家具の箪笥です
これほど傷んでいても処分されないで 今まで残していただけて 本当に有難く感謝します
この和家具の箪笥を私どもの職人の手で生地から綺麗に手直しができて美しく蘇らせる事が出来ます
その写真をご覧ください
和家具の素晴らしさを感じていただけると思いますこれからは和家具の良さが見直される日本でないといけないと思っています
国連が提唱する 持続可能社会の実現目標 SDGs つくる責任 つかう責任にマッチするのが日本の和家具なのです
この事を多くの日本の方に是非 知っていただいて 日本の古い和家具を大切に残していただける事を切望いたします
和家具は昔の日本人が本当に良く考えられたとても優れた家具です 和家具の良さを是非知っていただきたいしこのブログをご覧いただいてる方が家族や知人に和家具の素晴らしさを是非伝えていただければと願います
でないと日本から和家具が無くなってしまいます 和家具は日本だけの1つの文化なのです