とてもいい品質の桐箪笥の材料をお作りするには2年かけて屋外で何度も雨にあてながら乾燥させます
昔からとてもいい品質の桐箪笥の材料は2年かけて屋外で何度も雨にあてます。
良質な桐たんすの桐材は何度も雨にあてて濡らして乾燥を繰り返すことで、美しい艶と光沢のある材料になります。
この作業はいい品質の桐箪笥をお作りするには絶対に省くことの出来ない工程です。
桐材の中からの余分なアク(成分)が濡れて乾燥する事で木の表面に表れます不思議な木です
このような乾燥の仕方を行う木材は桐の木だけです。
ですから 雨は桐たんす屋には欠かせません。
私どもの桐箪笥は桐の原木を仕入れて、いい杢目を生かす製材をして、そして2年間も屋外で乾燥と雨にあてる事を繰り返して
最高級の品質の桐箪笥をお作りしています。